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ソフバンクG幹部、ウィーワークTOBの規模縮小を協議-関係者

更新日時
  • 議論はウィーワーク株に対する30億ドルの公開買い付けの縮小が中心
  • 共同創業者アダム・ニューマン氏への支払額抑える方法考案か

ソフトバンクグループの幹部はシェアオフィス事業を手掛ける米ウィーワークへの支援パッケージの一環として行う30億ドル(約3260億円)の株式公開買い付け(TOB) について、規模縮小の方法を検討している。

  事情に詳しい複数の関係者によると、ソフトバンクGでの議論は創業者と従業員、投資家が所有するウィーワーク株に対するTOBの縮小が中心。この動きは少なくとも一部では、共同創業者アダム・ニューマン氏への支払額を抑えるよう考案されるという。非公開情報だとして関係者は匿名を条件に語った。

Key Speakers At The TechCrunch Disrupt Summit

アダム・ニューマン氏

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  ソフトバンクGがウィーワークの投資家やニューマン氏との取り決めをどう取り消せるかは不明だ。条件を見直そうとすれば係争につながる恐れもあると関係者の1人は述べた。ニューマン氏は取り決めの一環として、9億7000万ドル相当のウィーワーク株をソフトバンクGに売却できることになっている。

  事情を知る複数の関係者によれば、最近のソフトバンクG内部の議論ではニューマン氏への支払いが寛大過ぎるとの声も上がった。ウィーワークのビジネスが混乱する中、ニューマン氏厚遇に従業員が反発した後だけに、買ってから後悔している可能性もある。ニューマン氏とソフトバンクG、ウィーワークの担当者はコメントを控えた。

  ウィーワークの親会社ウィーは先月、ソフトバンクGから総額95億ドル規模の金融支援を確保した。これにより同社の株式約80%をソフトバンクGが取得する。この取引には最大30億ドルのTOBに加え、50億ドルの新規貸し付けも含まれる。

  ニューマン氏は支援案の一環で取締役会から退き、ソフトバンクG副社長のマルセロ・クラウレ氏が新会長に起用された。ニューマン氏への支払額には多額のコンサルティング料も含まれており、今週人員削減に直面しているウィーワーク従業員の一部を激怒させている。

原題:
SoftBank Execs Discuss Trimming WeWork Offer and Neumann Payout(抜粋)

(関係者の発言などを追加して更新します)
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