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ECB、ドラギ時代最後の政策委では結束呼びかけ-議事要旨

  • ECBは10月23、24両日の政策委員会の議事要旨を公表
  • インフレ目標を追求するコミットメントを軸に結束が重要と呼び掛け

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁時代は、当局者らが異なる意見を公に発言することをやめ、インフレ回復に向けた結束を示そうという熱い呼びかけで終わった。

  ドラギ総裁の下での最後の政策委員会で当局者らは、過去10年の大半で達成できなかった物価安定の責務に対し、あらためて決意を表明した。21日公表された10月23、24両日の政策委員会の議事要旨が示した。

  ドラギ総裁が9月に域内主要国の中銀総裁の意思に反して量的緩和(QE)再開を押し通した後、多くの政策委メンバーが不支持を公言するという前例のない事態に陥っていた。10月会合の議事要旨からは、その意見対立の後遺症から回復が図られた様子がうかがわれる。

  「将来に向け、結束への強い呼びかけがあった。政策委での開かれた率直な議論はあくまで必要であり正しいものの、メンバーらがコンセンサスを形成しインフレ目標を追求するコミットメントを軸に結束することが重要だと見なされた」という。

  議事要旨はさらに「必要な緩和策を講じるという政策委の強いコミットメントは、インフレ率の目標への持続的な収れんを確実にするために重要だと見なされた」とした上で、「政策委が全ての手段を駆使して行動する構えを維持することが必須だ」と結論付けた。

  現在の緩和措置の効果が表れるまで「様子を見る」アプローチを支持するよう、「辛抱強さ」を求める訴えもあった。

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原題:Draghi Era at ECB Ended With Rallying Call for Unity on Policy(抜粋)

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