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米株式市場からの中国企業排除は「ひどい考え」-ポールソン元長官

  • 次の危機時、2大経済大国が協力するメカニズムなければ後悔
  • 北京での「ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム」で発言

ポールソン元米財務長官は21日、米国の株価指数から中国企業を排除することは資本主義の根幹に背くと述べ、米中の分断が招く危険性に警鐘を鳴らした。

  ポールソン元長官は北京での「ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム」で、「次に危機が起きた際、世界1位と2位の経済大国が協力し合うメカニズムがなければ後悔することになる。金融危機というのは不可避であり、新たな危機は起こるものだ」と述べた。

Key Speakers and Interviews at the Bloomberg New Economy Forum

ポールソン元米財務長官(21日)

  さらに「米国の証券取引所から中国企業を除外することによって、米国の市場から中国をデカップリング(切り離し)するとはひどい考えだ」と話した。元長官の発言は事前に用意された講演原稿に基づく。

  ニューエコノミー・フォーラムは、ブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの1部門であるブルームバーグ・メディア・グループが開催中。

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原題:Delisting Chinese Firms From U.S. ‘Terrible Idea,’ Paulson Says(抜粋)

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