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米民主党の大統領候補ら、トランプ氏批判に集中-アトランタで討論会

  • ウォーレン氏は弾劾調査に言及、献金者を大使に起用しない公約確認
  • アイオワ州で支持率トップのブティジェッジ氏、集中批判は回避

米民主党が20日アトランタで開いた大統領候補テレビ討論会で候補者10人は、予備選最大の争点を巡る冗長な論戦は避け、代わりにさまざまな問題点について議論し、現職のトランプ米大統領よりもどれだけ上手に国政を動かせるか論証するのにしのぎを削った。

  各候補らは気候変動やヘルスケアを巡る政策の違いについて論戦を交した一方、外交政策や人種を巡るアプローチのほか、討論会開始前12時間のニュースの中心だったトランプ氏弾劾調査の公聴会については、かなり意見が一致。最初の質問から、トランプ大統領のリーダーシップを焦点にした。

Democratic Presidential Candidates Participate In Debate In Atlanta, Georgia

ウォーレン上院議員(左)とバイデン前米副大統領

写真家:アレックス・ウォン/ゲッティイメージズ

  エリザベス・ウォーレン上院議員は弾劾公聴会に言及し、献金者から大使を指名しないとする公約を再確認。トランプ政権のウクライナ政策に関し大統領に不利な証言を同日行ったソンドランド駐欧州連合(EU)大使については、トランプ氏支持で「100万ドルの小切手を切った」ことしか能がない人物と非難した。

  トランプ大統領に対する犯罪捜査を支持するかどうか尋ねられたジョー・バイデン前米副大統領は、「現大統領のような指示を司法省に出すことはないだろう」と述べ、司法長官が「独立した判断」を下すことを認めると語った。

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バーニー・サンダース上院議員

フォトグラファー:Saul Loeb / AFP via Getty Images

  一方、 バーニー・サンダース上院議員は、民主党が「ドナルド・トランプ氏によって消耗させられている」と警鐘を鳴らし、トランプ氏を「米国の現代史で最も腐敗した大統領だろう」とした。

  アイオワ州で支持率トップに躍進したピート・ブティジェッジ氏は今回の討論会で攻撃の矢面に立たされると広く予想されていたが、批判は集中しなかった。

原題:
Democrats Duck Big Fights in Atlanta Debate, Focus on Trump(抜粋)

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