コンテンツにスキップする

ドル・円やや弱含み、米中協議の行方に懸念根強く-円は一時全面高

更新日時

東京外国為替市場ではドル売り・円買いがやや優勢。トランプ米大統領が香港人権法案に署名するとの見通しを受け、米中貿易交渉に悪影響を及ぼすとの懸念から一時1週間ぶりの安値を付けた。その後は中国副首相の発言を材料に下げ幅を縮めている。円は主要通貨に対して全面高となる場面があった。

  • ドル・円相場は午後3時43分現在、前日比ほぼ横ばいの1ドル=108円58銭。一時0.3%安の108円28銭と14日以来の安値
  • オーストラリアドルの対円相場は0.1%安の1豪ドル=73円83銭、一時0.5%安の73円49銭

ドル・円は米中交渉をにらみ上値重く

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの山田修輔主席FX・日本株式ストラテジスト

  • 米中貿易交渉がまとまるとの期待から買われてきたクロス・円のポジションがリスク回避の中で落とされている。
  • ただ、これまで過熱していたわけではないし、ボラティリティも低いままなので、対円の下げも限られるだろう
  • 米中貿易戦争が解消しない限り、大きく上下に動くのは難しいし、109円台を維持するのは困難だろう

背景

  • 米下院本会議は20日、香港人権法案を圧倒的多数で可決-トランプ大統領は署名する見通しで、成立すれば報復を明言している中国と真っ向から衝突、第1段階の米中貿易合意が危うくなる可能性
  • 米中貿易協議の第1段階、年内にまとまらない可能性も-ロイター
  • 中国の劉鶴副首相が北京で20日夕、第1段階の合意に「慎重ながらも楽観的」だと発言
  • 日経平均株価は前日比0.5%安で取引を終了。米株価指数先物や中国株も下落
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE