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ゴーン被告はフランスで裁判を、妻キャロルさんがインタビューで訴え

  • 日産自動車元会長ゴーン被告の妻、日本の「人質司法」を非難
  • ゴーン被告逮捕から1年、東京での初公判は早ければ来年4月

日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告の逮捕劇から1年。妻のキャロルさんはニューヨークでブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、東京では公正な審理が受けられないとして、フランスで裁かれるべきだと述べた。

  キャロルさんは日本には「無実であることが証明されるまで有罪」とされる「人質司法」があると指摘。「当局は彼の行動に制限をかけ、今、証拠を探している」と語った。

  ゴーン被告に会うことを禁止されているキャロルさんは、2018年11月の逮捕以降、より迅速な裁判を求めてきた。被告の初公判は早ければ来年4月に開かれる見込みだが、日本の評判を損なうことがないよう20年東京夏季五輪の後まで延期される可能性があるとキャロルさんは示唆した。

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カルロス・ゴーン被告と妻キャロルさん(4月3日、都内)

撮影者:野木一宏/ AFP via Getty Images

  キャロルさんは当局が長期にわたって容疑者を勾留することを認める日本の法律への関心を高めようと積極的にメディアで話し、政治家や人権擁護団体と連絡を取っている。また、ゴーン被告が市民権を有するフランスと米国、ブラジルに対し、支援を強めるよう呼び掛けており、仏政府が「ようやく反応し始めた」と話した。

  サルコジ元仏大統領はマクロン大統領の同意を得て、先月東京でゴーン被告と面会。ただ、ルメール財務相は17日、仏国内での被告の裁判を求める同国議員団の主張を一蹴し、日本の司法制度へのいかなる形の「干渉」も否定した。

  インタビューでキャロルさんは、夫に8カ月近く会っておらず、子供や家族、弁護士を通じて近況を聞いていると述べ、「私の人生で最も厳しい1年となっている」と語った。

原題:Carole Ghosn Wants Husband Sent to France After ‘Hardest Year’(抜粋)

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