トランプ大統領、アップルの対中関税からの適用除外検討
Jordan Fabian、Mark Gurman
更新日時
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アップルをサムスン電子と同様に扱う必要がある-大統領
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クックCEOとテキサス州の組立工場を視察


Photographer: Brent Lewin/Bloomberg
Photographer: Brent Lewin/Bloomberg
トランプ米大統領は20日、テキサス州のアップル製品組立工場を視察した際、中国製品への関税から米アップルを適用除外することを「検討している」と述べた。記者団からのアップルの対中関税除外は可能かとの質問に答えた。
アップルの「Mac Pro(マック・プロ)」の組み立てを手掛けるフレックスの工場をティム・クック最高経営責任者(CEO)と視察した同大統領は、韓国のライバル、サムスン電子が中国からの輸入関税を支払う必要がないのにアップルが中国で生産される「iPhone(アイフォーン)」について課税されるのは不公平だとあらためて指摘した。
大統領はサムスンについて、素晴らしい企業だがアップルの競争相手だと述べ、米韓自由貿易協定が理由でそうなのなら公平でないと指摘し、「アップルをサムスン電子と同様に扱う必要がある」と語った。
アップルは米国で組み立てられるマック・プロ用部品の大部分について輸入関税対象から除外されているが、それ以外の5件の関税適用除外申請は退けられていた。同社のアイフォーンと「iPad(アイパッド)」、ノート型パソコンなどの製品は12月15日から輸入関税が適用される見通し。
原題:Trump Says ‘Looking’ at Apple Being Exempt From Tariffs
Trump Says ‘Looking’ at Exemption for Apple on China Tariffs
(抜粋)
(トランプ大統領の発言や背景を追加して更新します)
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