コンテンツにスキップする

たばこのニコチン含有量、大幅に減らす計画を米厚生省が棚上げ

  • 厚生省は2年前、依存性が生じない水準まで含有量を下げる案を公表
  • 半年ごとの見直しで更新された文書ではこの計画が消えていた
Cigarettes in Illinois.
Cigarettes in Illinois. Photographer: Daniel Acker
Cigarettes in Illinois.
Photographer: Daniel Acker

米厚生省はたばこのニコチン含有量を大幅に減らすことをメーカーに義務付ける計画にブレーキをかけた。若者のニコチン摂取が問題視される中で提起された公衆衛生分野の意欲的な取り組みが後退した格好だ。

  厚生省は2年前、たばこのニコチン含有量を依存性が生じない水準まで引き下げる案を公表していたが、これを取り下げた。同案は当局が取り組んでいる規制予定一覧に含まれていたが、半年ごとの見直しで更新される20日開示の文書からはこの計画が消えていた。

  計画が実施されればたばこ販売の大幅減少がほぼ確実だっただけに、業界には追い風となる見通し。食品医薬品局(FDA)と厚生省の担当者はコメント要請に今のところ応じていない。米アルトリア・グループの株価はこの日、3.2%高で引けた。フィリップ・モリス・インターナショナルはほぼ横ばい。

原題:U.S. Shelves Plan to Sharply Cut Nicotine in Cigarettes (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE