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駐EU米大使、ジュリアーニ氏の見返り要求はトランプ大統領が指示

  • ホワイトハウスでの会談設定、調査の要求と関連-ソンドランド氏
  • ペンス副大統領とポンペオ国務長官もこうした取り組み認識

米国のゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)大使は、トランプ米大統領の個人弁護士ルディ・ジュリアーニ氏がトランプ氏の指示でウクライナに見返りを要求したと述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領がトランプ氏に有利になる政略的な調査を発表しない限り、ホワイトハウスでの会談は行わないという内容だったという。

  ソンドランド氏は下院弾劾調査の公聴会で、「2016年の選挙および米民主党全国委員会(DNC)のサーバー、ウクライナのエネルギー会社ブリスマに関する調査について発表するよう、ジュリアーニ氏がウクライナに要求した」と証言。「ジュリアーニ氏は米大統領の意向を表明していた。こうした調査はトランプ氏にとって重要だとわれわれは認識していた」と述べた。

House Intelligence Committee Holds Hearing On Impeachment Inquiry Of President Trump

ゴードン・ソンドランド氏、11月20日に下院弾劾公聴会で

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ソンドランド氏は「この委員会のメンバーらはこうした複雑な問題を簡単な質問の形にひとくくりにすることが多い。『見返り』の要求があったかどうかという質問だ。私が以前に証言したように、要請を受けたホワイトハウスとの電話会談およびホワイトハウスでの会談に関しては、答えはイエスだ」と話した。ソンドランド氏の証言内容は公聴会前に入手した原稿に基づく。

  ソンドランド氏はまた、トランプ氏との会談を設定するためにトランプ氏の要求に応じるようゼレンスキー氏に促す取り組みについてポンペオ米国務長官も十分知らされていたと指摘。トランプ氏との会談は、ゼレンスキー氏率いる新政権への支持を示す不可欠な手段と見られていたという。

  ソンドランド氏はさらに、調査の要求を巡り、ウクライナへの軍事支援が遅れていることへの自身の懸念をペンス米副大統領に伝えたとも発言。

 「われわれが特異あるいはならず者的な外交に従事していたという示唆は完全に間違っている」と同氏は述べ、「誰もが関与していた」と続けた。

 

原題:Sondland Says Giuliani’s ‘Quid Pro Quo’ Was Ordered by Trump (1)(抜粋)

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