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ゴールドマン、株式調査を強化へ-ウォール街のトレンドに逆行

  • ウェルズ・ファーゴからハーゾグ氏、シティからハザン氏を採用
  • 2020年末までに調査対象企業を1200社に拡大、2年前は1000社弱

米金融機関ゴールドマン・サックス・グループのリサーチ部門は、ウォール街の同業他社の多くが株式調査部門を縮小しているのとは対照的に、個別企業カバーの取り組みを強化している。

  ゴールドマンは最近、ウェルズ・ファーゴからボニー・ハーゾグ氏を飲料・たばこ業界担当として採用。また、医療技術分野の調査担当として、シティグループからアミト・ハザン氏を起用した。これは、調査対象企業を2020年末までに1200社に拡大する計画の一環。2年前にゴールドマンのアナリストがカバーしていた企業は1000社弱だった。

  業界全体では、株式調査部門を閉鎖ないし縮小する金融機関が増えている。手数料減少のほか、欧州の第2次金融商品市場指令(MiFID2)の施行に伴い売買手数料とリサーチに対する対価を分離しなければならない状況が背景だ。

  ライバルの後退で、ゴールドマンには人材枠が広がり、市場シェア拡大の機会が生まれると、同社の個別株調査グローバル共同責任者のジム・コベッロ氏は指摘。同氏は顧客が株式調査で契約する金融機関を整理、関連支出を抑えようとする中で、ゴールドマンの目標は顧客に選ばれる「ブローカーの1社となり、全体のパイが小さくなる中でも大きなシェアを得ることだ」と電話で述べた。

参考記事
マッコーリー、株式調査とセールス担当100人削減へ-NYとロンドン

 

原題:
Goldman Hires Herzog, Hazan in Push to Boost Equity Research (1)(抜粋)

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