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補正予算、10兆円規模が必要-自民・世耕参院幹事長

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自民党の世耕弘成参院幹事長は19日、政府が編成中の2019年度補正予算案に関し、10兆円規模が必要との認識を示した。経済対策として「十分な規模感を持つべきだ」とした。

Day Two Of The 5th Eastern Economic Forum

世耕大臣(9月、ウラジオストク)

Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

  世耕氏はブルームバーグのインタビューで、災害による経済へのマイナスのインパクトが非常に大きくなっていると指摘。経済対策の延長としての災害対策・国土強靭(きょうじん)化を、「投資という感覚を持って、いかに生産活動やGDP(国内総生産)を落とさないかという発想でしっかりやっていくことも重要」と語った。

  このほか、人工知能(AI)や再生医療など最先端の研究にも思い切って投資すべきであり、「こういうことを全部合わせて財政出動をしっかりして景気を下支えしつつ、少し成長の芽を育てていくことがここから重要ではないか」との考えを示した。

  世耕氏は、アベノミクスの第2の矢である機動的な財政出動について、「第2の矢だけは1回もちゃんと打ったことがない」との認識を示した上で、「今回の補正予算はまさに正念場だと思っている」と強調した。

  一方、菅義偉官房長官は19日午後の記者会見で、補正予算案の規模については盛り込むべき施策の具体的内容を詰めた上で検討すると述べるにとどめた。

(最終段落に菅官房長官の補正予算に関する発言を追加し、更新しました)
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