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トランプ大統領と金委員長の間に緊張の兆し-制裁再考の期限近づく中

  • トランプ大統領は北朝鮮に「早急な行動」求めた
  • 北朝鮮高官はトランプ氏にこれ以上「自慢する材料」与えないと発言

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が米側に制裁などの「敵視政策」の再考を促す期限とした年末が近づく中、親交を結んでいた同委員長とトランプ米大統領の関係にはこのところ新たな緊張の兆しが見られている。

  トランプ大統領は17日のツイッター投稿で金委員長に対し、非核化の取引をまとめるために「早急に行動」するよう求め、「近いうち」の再会談を提案した。この数時間前、北朝鮮は米国が政策を変更しない限り非核化交渉はあり得ないと表明、金委員長による軍の訓練視察を報じた。

  北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は18日、北朝鮮外務省顧問の金桂冠氏の話として、トランプ大統領に北朝鮮がこれ以上、「自慢する材料」を与えるつもりはないと語ったと伝えた。また同氏は、米国が「時間稼ぎに利用」している非核化協議に北朝鮮はもはや関心を持たないとも述べたという。

  トランプ大統領と金委員長はこれまで相性の良さを示してきたが、年末の期限が近づく中で両者の関係も変わりつつあると見受けられる。金委員長はトランプ大統領に対し、年末までに制裁を緩和しなければ「新たな道」を歩むと警告しており、そうなれば米大統領選挙戦中に軍事的緊張が高まる恐れがある。
  
原題:Trump, Kim at Odds as Deadline Looms in Nuclear Talks (1)(抜粋)

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