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債券は上昇、20年債入札順調で買い優勢-長期金利は2週間ぶり低水準

更新日時

債券相場は上昇。長期金利や超長期国債利回りは2週間ぶりの低水準を付けた。この日実施の20年債入札が順調な結果となったことが好感されたほか、株式相場の下落や米長期金利の低下も買い手掛かりとなった。

  • 新発10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.115%と5日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは2.5bp低い0.255%、新発30年債利回りは2bp低い0.41%、新発40年債利回りは0.5bp低い0.455%と、いずれも7日以来の低水準
  • 長期国債先物12月物の終値は18銭高の153円48銭。20年債入札結果を受けて上げ幅を拡大し、一時は153円51銭と2週間ぶりの水準まで上昇

市場関係者の見方

  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミスト
    • 20年債は強めの結果になり、国内勢からの押し目買いが入った
    • 株価の下落や米長期金利が時間外間取引で一段と低下したことも好感
    • 50年債発行を巡る観測記事については、来年度いきなり発行される公算は小さく材料視されてない
    • 来年度の市中発行額の方が重要。財務省は前倒借換債で対応するとみられ、市中発行額の増額圧力にはならないとみている
新発20年国債利回りの推移

20年債入札

  • 最低落札価格は100円60銭と、ブルームバーグがまとめた市場の予想中央値を上回る
  • 応札倍率は前回3.91倍を上回る4.21倍、テール(最低と平均落札価格の差)は3銭と前回の9銭から縮小
  • 備考:過去の20年債入札の結果一覧

背景

  • 19日の米10年物国債利回りは前日比3bp低い1.78%程度で終了。この日の時間外取引では一時1.74%付近まで低下
  • この日の東京株式相場は続落し、日経平均株価は0.6%安の2万3148円57銭で終了

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.215%-0.220%-0.115%0.255%0.410%0.455%
前日比-0.5bp-1.0bp-2.0bp-2.5bp-2.0bp-0.5bp
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