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豪中銀、5日に利下げ検討も緩和の効果見守る決定-議事要旨

更新日時
  • 低金利が預金者とセンチメントに及ぼす「マイナスの影響」を認識
  • トレーダーは来年前半の0.25ポイント追加利下げの可能性を織り込む

オーストラリア準備銀行(中央銀行)が5日開いた政策決定会合では、利下げが検討されたものの、超低金利が家計を動揺させる懸念を踏まえ、政策金利を据え置いてこれまでの緩和の効果を見守る決定が行われた。中銀が19日公表した議事要旨で明らかになった。

  豪中銀は5日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低の0.75%に据え置くことを決めた。議事要旨によれば、政策委員会は、低金利が預金者とセンチメントに及ぼす「マイナスの影響」を認識したという。

  議事要旨によると、「この会合で金融政策を緩和するという選択肢もあり得る」との見解が示される一方、政策委は「さらなる利下げが信頼感に及ぼす影響が過去とは異なる可能性」も検討。「必要な場合はさらに金融政策を緩和する用意がある」との姿勢をあらためて確認した。

  過去1年で急減速した成長の促進に向け、雇用と投資を刺激する狙いから豪中銀は6月以降3回の利下げを決定した。ただ、これまでのところ低金利に反応しているのは住宅市場だけであり、消費は引き続き勢いを欠き、信頼感も弱い。

  来年2月の利下げを予想するオーストラリア・コモンウェルス銀行のシニアエコノミスト、ガレス・エアード氏は「『据え置き』は簡単に決まったわけではなさそうだ」と指摘した。

  トレーダーは来年前半の0.25ポイントの追加利下げの可能性を織り込んでおり、その場合には政策金利は0.5%となる。

原題:RBA Weighed Policy Easing, Opted to Assess Past Cuts’ Impact (2)(抜粋)

(4段落目以降に市場関係者のコメントなどを追加して更新します)
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