コンテンツにスキップする

ウォーレン氏がブラックストーン非難-住宅危機から「厚顔にも」利益

  • 多くの米国世帯の持ち家の夢をウォール街の一部企業が駄目にした
  • ウォーレン上院議員、賃借人の権利強化をブログで提案

2020年米大統領選の民主党候補指名を目指すエリザベス・ウォーレン上院議員は18日、投資会社ブラックストーン・グループが08年の住宅危機から「厚顔」にも利益を得たと非難し、賃借人の権利を擁護するプランを打ち出した。

  ウォーレン議員はかねて、社会的格差の要因だとしてウォール街の企業や投資家を名指しで批判しており、18日はブラックストーンをやり玉に挙げた形だ。

Senator Warren And House Majority Whip Clyburn Hold News Conference On Student Loan Debt

エリザベス・ウォーレン上院議員

  ブログ・サービス、ミディアムへの投稿で賃借人の権利強化を提案した際に同議員は、08年の危機に際してブラックストーンが「買い出動」し、差し押さえられていたアパートや一戸建て住宅を購入したと批判。コロニー・キャピタルサーベラス・キャピタル・マネジメントも標的にした。

  同議員は「何百万もの米国人家庭の持ち家の夢を駄目にしたウォール街の一部企業が今では国内最大の大家であり、彼らが引き起こした破壊から利益を得ている」と書き込んだ。

  これについてブラックストーンは、実際に住宅購入を開始した時期は住宅危機が落ちついた12年で、現在は独立企業のインビテーション・ホームズを通じてだと説明。空き家が周辺物件の資産価値を押し下げるため、 ブラックストーンによる購入とリノベーションへの多額の投資が地元の経済と雇用を押し上げたと主張した。同社は一戸建て住宅の購入に週1億5000万ドル(約162億円)を費やしていたという。

  ウォーレン議員は政策提案で、不動産賃借人に「嫌がらせ」した過去のある企業への連邦政府補助金支給を控えることに加え、賃料や立ち退かせた賃借人数、建築基準法違反などのデータ公表の義務付けなどを訴えた。

原題:
Warren Calls Out Blackstone for ‘Shameless’ Profits From Housing(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE