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米国株が小幅高で最高値更新、米中協議に注目

更新日時
Dow Jones Industrial Average Closes At New High, Crossing Over 28,000
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America
Dow Jones Industrial Average Closes At New High, Crossing Over 28,000
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

18日の米株式相場は小幅続伸し、主要株価指数は最高値を更新した。米中貿易交渉での進展の兆しに注目が集まった。米国債利回りは低下した。

  • 米国株は連日の最高値更新、ディフェンシブ銘柄が堅調
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.81%
  • NY原油先物は反落、貿易戦争解決の見通し曇る
  • NY金先物は反発、米中協議巡る疑念再燃

  S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数はいずれも取引時間中はもみ合う場面が多かったが、小幅に上昇して引けた。生活必需品や公益などディフェンシブ銘柄の上げが目立った。米国は中国の華為技術(ファーウェイ)に対する米製品の禁輸措置に関して、一部の米企業に取引継続を認める適用猶予期間をさらに延長すると伝わった。一方、中国は米国と近く包括的な合意に達することに懐疑的だとの報道も流れた。

  S&P500種は前週末比0.1%高の3122.03。ダウ平均は31.33ドル(0.1%)上げて28036.22ドル。ナスダック総合は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時42分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.81%。

  米国株は貿易を巡る展開に敏感なことが示された。先週末の株価は米中が第1段階の貿易合意に近いとのクドロー米大統領国家経済会議(NEC)委員長発言を受けて、値上がりしていた。

  ファースト・アメリカン・トラストのジェリー・ブラークマン最高投資責任者(CIO)は「楽観が悲観に変わるのをこれまでに何度見てきたか分からない」と指摘。「簡単なものだったら、既に署名されているだろう」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。約2週間ぶりの大幅安となった。貿易取引についての中国当局のムードは悲観的だと伝わったことから、貿易戦争が解決するとの見通しが後退した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は67セント(1.2%)安の1バレル=57.05ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は86セント下げて62.44ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。一時は下げていたものの、上げに転じた。米中両国が週末に電話で協議したことを巡り明るいセンチメントが広がっていたが、中国当局のムードは悲観的だという報道を受けて楽観が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%高の1オンス=1471.90ドルで終了。

原題:Stocks Edge Higher With Focus on China Trade Deal: Markets Wrap(抜粋)

Oil Falls as Pessimism Clouds Prospect of Trade War Settlement

PRECIOUS: Gold Rebounds as Trade Doubts Creep Back Into Markets

(第4-5段落を追加し、更新します)
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