英アビバ、中国とシンガポール事業を保持へ-選択肢検証後
Colin Keatinge
更新日時
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ロンドン株式市場ではアビバの株価が3%を超える下落
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MS&ADなどがアビバのアジア資産買収競うと先に報じられていた
英保険会社アビバは中国とシンガポールの事業を保持することを決めた。シンガポールについて買収提案を募ることも含め選択肢を検証したが、同事業を保持することが株主価値につながると結論付けた。同社が18日発表した。
発表によると、中国の合弁事業も保持する。香港とベトナム、インドネシアでの事業については、それぞれの国でのパートナーと戦略的選択肢の検討を続けるという。
同日のロンドン株式市場では、アビバの株価が3%を超える下落となっている。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスとカナダの生命保険会社マニュライフ・ファイナンシャルがアビバのシンガポールとベトナム部門の資産買収で競っていると、事情に詳しい複数の関係者が先に述べていた。
原題:
Aviva to Retain Singapore, China Businesses After Review(抜粋)
Aviva Retains Singapore, China Ops After Review; Shares Fall (1)、Japan’s MS&AD, Manulife Said to Vie for Aviva’s Asian Assets
(第3、4段落を追加して更新します)
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