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三菱ケミH:田辺三菱をTOBで完全子会社化へ-総額4918億円

更新日時
  • 田辺三菱は期末配当計画を撤回-今期の年間配当は28円に
  • 完全子会社化で経営を効率化、研究開発費の増大見据え

三菱ケミカルホールディングスは18日、子会社の田辺三菱製薬を公開買い付け(TOB)によって完全子会社化を目指すと発表した。研究開発費が今後も増加するとの見通しの下、経営の効率化を図る。

  買い付け価格は1株2010円で同日の田辺三菱の株価終値を50%上回る。買い付け総額は約4918億円で、買い付け期間は19日から2020年1月7日までとしている。TOB成立後に田辺三菱株は上場廃止となる見込み。田辺三菱は同日、TOBへの賛同意見を表明した。

  応募株数が買い付け予定数の下限(5767万731株)に満たない場合はTOBを行わないとしている。田辺三菱は07年に田辺製薬と三菱ウェルファーマの合併により発足。三菱ケミHが56.39%の株式を保有している。

  三菱ケミHは買い付け代金の全てを三菱UFJ銀行からの借り入れで賄うとしている。また田辺三菱は、TOBが成立することを条件に従来1株当たり28円としていた今期(20年3月期)の期末配当予想を撤回して無配とすることも発表した。同社は9月末に28円の中間配当を実施している。

(詳細を追加して記事を更新します)
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