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アジアのドル建て債券発行、今年3000億ドルに迫る-過去最大規模

  • JPモルガンは2020年の債券発行は減少すると予想
  • モルガンSは中国の不動産関連ハイイールド債をオーバーウェイトに

アジアのドル建て債券の発行が今年、過去最大の3000億ドル(約32兆6900億円)近くに達した。投資家を少し不安にさせ始めるような過去に例のない規模の供給だ。

  ただ、一部のアナリストは債券発行が先行き減速すると予想しており、消化不良は起こらないだろうとの見方を示している。

Bumper Year

Dollar bond issuance in Asia outside Japan reaches new heights

Bloomberg

NOTE: Data only includes period between Jan. 1 and Nov. 18

  世界の中央銀行による金利引き下げや少しでも高い投資利回りを求める動きの加速を受け、今年の社債市場は加熱気味だ。年初来での日本を除くアジア地域でのドル建て債券の発行は2990億ドルとなり、ここ数年の同期間対比で最大となった。また、ブルームバーグ・バークレイズ指数によると、アジア新興国市場のドル建て債券の同期間リターンは約11%。

  JPモルガン・チェースのアナリストは、2019年中に資金の事前調達をしていることなどを理由に、来年の債券発行は減少すると予想。また、モルガン・スタンレーはリポートで、中国の不動産関連ハイイールド債を「オーバーウェイト」に引き上げ、20年の債券発行は減少し、資金流入がアジアの低格付け債に偏るとの見通しを示した。

原題:
Record $300 Billion of Asian Bond Sales Stirs Debate on Returns(抜粋)

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