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Photographer: Mark Wilson/Getty Images North America

米国債投資家は正念場-11年以来の年間好パフォーマンス維持できるか

  • 米国債利回りの最も抵抗の少ない道は上昇だが、貿易協議の行方次第
  • コロンビア・スレッドニードルのジーン・タヌッツォ氏が指摘
WASHINGTON, DC - MARCH 24: Sheets of one dollar bills run through the printing press at the Bureau of Engraving and Printing on March 24, 2015 in Washington, DC. The roots of The Bureau of Engraving and Printing can be traced back to 1862, when a single room was used in the basement of the main Treasury building before moving to its current location on 14th Street in 1864. The Washington printing facility has been responsible for printing all of the paper Federal Reserve notes up until 1991 when it shared the printing responsibilities with a new western facility that opened in Fort Worth, Texas. (Photo by Mark Wilson/Getty Images)
Photographer: Mark Wilson/Getty Images North America

米国債投資家は、2011年以来で最高の年間パフォーマンス達成にまた一歩近づいた。

  10年債利回りが数カ月ぶりに2%を超えるという債券弱気派の期待は先週、外れた。貿易交渉の進展ペースの遅さにしびれを切らした投資家が債券買いに転じたためだ。中国と日本、欧州の景気の弱さの兆候と、米国のインフレがまだ弱いことを示すデータも債券買いを促した。

  米国債市場にとって、今後数週間が正念場だ。トランプ政権は米中貿易合意の第1段階に関する協議が最終局面にあると示唆している。一方で、次の関税発動の期日とされる12月15日も近づく。米中が合意すれば、約7%となっている2019年の米国債投資リターンは縮小するだろうし、交渉が決裂すれば利回りは新たに低下するだろう。

Break higher in sovereign debt yields fades as trade fears resurface

  コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツの債券グローバル副責任者ジーン・タヌッツォ氏は「米国債利回りの最も抵抗の少ない道筋は上昇だが、これは貿易協議の行方次第だ」と、ブルームバーグテレビジョンとのインタビュー語った。貿易協議の行き詰まりは「最大の問題だ」と話した。

  10年物米国債利回りは7日に1.97%を付けたが、15日は1.83%だった。

原題:
Bond Market’s Fate Hangs in Balance Before Trade-War Crunch Time(抜粋)

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