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スリランカ大統領選、前大統領の弟ラジャパクサ氏勝利ー対中接近も

16日に投票が行われたスリランカの大統領選で、前大統領の弟ゴタバヤ・ラジャパクサ元国防次官が勝利した。一族が中国寄りの姿勢を示すラジャパクサ氏の当選により同国が親中路線に回帰することが予想される。

  スリランカの国営放送ルパバヒニによると、最終得票率はラジャパクサ氏(70)が52.3%、与党側候補のサジット・プレマダサ氏が42%。ラジャパクサ氏は18日に大統領に就任し、ウィクラマシンハ首相が掌握する議会と対峙(たいじ)することになる。

  ラジャパクサ氏の勝利によって、スリランカの脆弱(ぜいじゃく)な民主主義の前進が脅かされ、かつての強権的な政治に回帰する懸念もある。兄のマヒンダ・ラジャパクサ前大統領の10年に及んだ統治下では、タミル人の政治家が殺害され、数千人のスリランカ人が強制連行されたほか、多数のジャーナリストが殺害ないし追放された。

SRI LANKA-POLITICS-VOTE

ゴタバヤ・ラジャパクサ氏(11月13日)

写真家:ジュエル・サマド/ AFP、ゲッティイメージズ経由

原題:A Strongman Returns to Sri Lanka, Raising Fears of Tilt to China (抜粋)

China-Friendly Strongmen Clinch Victory in Sri Lanka Election (抜粋)

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