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債券は上昇、流動性供給入札を無難通過で買い安心ー午後に上げ幅拡大

更新日時

債券相場は上昇。先週末に相場が下落した反動もあって先物主導で買いが先行した。この日実施の流動性供給入札を無難に終えたことで買い安心感が広がり、午後に相場は上げ幅を拡大した。

  • 長期国債先物12月物の終値は20銭高の153円25銭。取引終了にかけて一時153円26銭まで上昇。日中売買高は1.13兆円と、10月9日以来の低水準
  • 新発10年債利回りは一時マイナス0.09%、新発5年債利回りはマイナス0.20%と、それぞれ前週末比1.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 新発2年債利回りは午後3時すぎに1bp低いマイナス0.21%で取引成立

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 流動性供給入札を無難にこなして先物相場が強い中、5年債も出遅れながら買われた
  • 外部環境がリスク選好的な割に先物は買いがしっかりで、先週末に急速に売られた反動もあるだろう。ただ、取引自体は薄かった
  • 超長期ゾーンは投資家が追いかけて買う感じではなくなっており、米中貿易協議やファンダメンタルズを見ながら、金利上昇を待っている感じもある
長期国債先物12月物の日中取引推移

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 応札倍率は3.86倍と、同年限の前回入札の4.01倍を下回った
  • 最大利回り格差はマイナス0.007%、平均利回り格差はマイナス0.009%
  • SMBC日興証の竹山氏
    • 無難な結果の範囲、どちらかと言えばしっかり目
    • 短期国債が堅調で、中期ゾーンも5年債入札を意外と順調にこなし、一時の売り圧力は一服
  • 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.200%-0.085%0.290%0.445%0.475%
前週末比-1.5bp-1.0bp-1.0bp-1.0bp-1.0bp
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