コンテンツにスキップする

中国人民銀、景気下押し圧力とインフレ期待を警戒-金融政策報告

中国人民銀行(中央銀行)は、景気下押し圧力を回避するため「カウンターシクリカル(反循環的)調整を強化する」方針を示した。インフレ期待が高まる可能性には引き続き警戒するとしている。

  人民銀は16日公表した2019年第3四半期の金融政策執行報告で、投資の伸びが鈍り工業生産の低迷が続いており、中国経済は困難に直面していると説明。8月公表の前回報告時と比べ、課題が増していると強調した。インフレリスク懸念も示した。

Growth Drivers Weaken

Source: National Bureau of Statistics, Bloomberg

Note: Export data in Jan.-Mar. shows average of those three months, to remove volatility from Chinese New Year

  「現在の国外環境は複雑で、経済下押しの圧力は高まり、一部のビジネスは経営が困難な状況に直面していることに留意すべきだ」と人民銀は報告した。

  報告の内容は、経済リスク拡大にもかかわらず、政策運営余地が限られていることを示唆する。人民銀は緩和を巡り、対象を絞り抑制されたアプローチを続ける。預金準備率引き下げ継続の方針もあらためて示した。金融政策は「短期的な圧力に適切に対応する」とし、過剰な資金供給を避けつつ、インフレ期待が広がるリスクに警戒を続けるとした。

原題:China Central Bank Warns on Growth Pressure, Inflation Views (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE