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トランプ氏、前駐ウクライナ大使をツイート攻撃-公聴会開始間もなく

  • ヨバノビッチ氏、外国の腐敗勢力が米政府に影響及ぼすリスクを指摘
  • 「大使任命は米大統領が持つ絶対的な権利」とトランプ大統領

米国のマリー・ヨバノビッチ前駐ウクライナ大使は15日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査を主導する下院の委員会が開いた公聴会で証言した。その開始から1時間もたたないうちに、大統領は30年の経験があるベテラン外交官のヨバノビッチ氏をツイートで攻撃した。  

  トランプ氏は「マリー・ヨバノビッチ氏が赴任すると、どこも情勢が悪くなった。初めて赴任したソマリアはどうなった?」とツイート。「大使任命は米大統領が持つ絶対的な権利だ」と続けた。

  弾劾調査で民主党側はヨバノビッチ氏について、トランプ氏とその個人弁護士ルディ・ジュリアーニ氏らが自らの政治目的を遂げようとする策略の中で邪魔者として職を解かれた初の犠牲者と位置付けようとしている。このトランプ陣営の目的には、2020年大統領選の政敵バイデン前副大統領の調査が含まれる。

  6時間の公聴会で、共和党議員は大統領には適任かどうかの自身の判断に基づいて大使を任命・更迭する権利があると主張。これに対し、ヨバノビッチ氏は自身の解任について、汚職歴があるウクライナの複数の人物がジュリアーニ氏、つまりはトランプ大統領の側に働き掛けたとみられる状況について証言。

  ヨバノビッチ氏は「われわれのシステムがこのように破綻するというのはどういうことか?どうして、国外の腐敗勢力が米政府を操作できるのか」と問い掛けた。  

原題:
Ukraine Envoy’s Testimony on ‘Smear Campaign’ Draws Trump Fire(抜粋)

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