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ドル・円小幅高、米中部分合意への期待でリスク選好-108円台半ば

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に上昇。米中貿易協議の第1段階の合意に関して取りまとめに近づいているとのクドロー米大統領国家経済会議(NEC)委員長の発言が好感され、リスク選好の円売りがやや優勢になった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時現在、前日比0.2%高の1ドル=108円58銭。ここまで108円38銭を安値に一時108円63銭まで上昇
  • ユーロ・ドルは前日比ほぼ変わらずの1ユーロ=1.1022ドル。ユーロ・円は0.2%高の1ユーロ=119円68銭

市場関係者の見方

モルガン・スタンレーMUFG証券債券統括本部の加藤昭エグゼクティブディレクター

  • 米中交渉が難航してるとの見方から期待が後退していたが、クドローNEC委員長をはじめ進展を強調する声もあり期待は維持されている
  • きょうのドル・円はクドローNEC委員長の発言や五・十日仲値でのドル需要への期待から買いが優勢に
  • ただ、週末の香港情勢への警戒などもあり、調整色が強い相場が続くとみられ、ドル・円の戻りは108円70銭あたりが重くなりそう

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト

  • 米中の交渉が難航しても決裂でなければ、ドル・円の下値は限定的ということを確認した
  • 最終的な合意を見るまでは、ニュースに一喜一憂し、短期的に反応はしてもポジションを長持ちできない状況が続きそう
  • 市場の関心は米中がメーンで、前日も米経済指標や連銀高官の発言を全く材料にしなかった
  • 海外時間には米小売売上高や鉱工業生産が予定されているが、予想から多少振れても影響は限定的になりそう
今週のドル・円相場

背景

  • クドローNEC委員長は14日、米中貿易協議の第1段階の合意に関して「われわれは取りまとめに近づいている」と述べた
  • 米中貿易交渉では、中国が年間で最大500億ドル(約5兆4300億円)相当の米国産農産物を購入する目標を達成する方法が「第1段階」の合意に向けた争点
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