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ECB、政策委2人が追加緩和の休止を示唆-戦略見直しに支持表明

  • 金利は底に近いとの見方は妥当-フランス中銀総裁
  • 非従来型措置の導入はより慎重に-オランダ中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーの2人は、追加緩和を急がない姿勢を示し、ECBの戦略を真剣に見直すよう促した。

  フランス中銀のビルロワドガロー総裁は14日にフランクフルトで、「短期金利はほぼ底に近いと市場は見込んでいるが、自分の見解ではそれは妥当だ」と言明。「この低金利は持続する必要があり、実際にそうなるだろう。この段階でECBが金利を引き上げるとすれば、紛れもない誤りだ」と続けた。

  オランダ中銀のクノット総裁もフランクフルトで、量的緩和など非従来型の政策手段を利用するにあたってECBはもっと慎重になるべきだと主張、「効果がまだ完全には理解されていない非従来型の政策手段については、導入と解除の両方において」、慎重さと細心の注意が求められると述べた。

  ECBは9月に金融緩和パッケージの一部として量的緩和の再開を発表。両氏を含め政策委員会メンバーの3分の1が、これに反対した。

  両氏はこの日、ECBがとるべき戦略の再検討に支持を表明。ビルロワドガロー氏はインフレ目標の定義をECBが明確にする必要性を指摘し、銀行や保険会社に及ぶ低金利の副作用を抑制する最善策の検討を呼び掛けた。

原題:ECB Officials Signal Pause on More Stimulus and Endorse Review(抜粋)

ECB’s Villeroy Says It’s Reasonable to Assume Rates Near Bottom(抜粋)

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