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ドイツに景気対策は不要、リセッション回避受けショルツ財務相

  • ドイツ経済は危機ではない、底堅さ示した-財務相が追加予算否定
  • 危機直撃なら「タイムリーかつ的を絞った」措置を用意へ

ドイツ経済はゆっくりとした成長を続け危機に陥ってはいないため、追加予算による景気刺激策は必要ないとショルツ財務相が言明した。この発言前にはドイツの7-9月(第3四半期)国内総生産(GDP)速報値が発表され、定義上のリセッション(景気後退)を回避したことが明らかになった。

  ショルツ氏はブルームバーグ・ニュースがベルリンで開催したイベントで、「必要な時に何か行動できる力があるというのはよい知らせだが、危機ではないというのもよい知らせだ」と述べ、貿易を巡る世界的な緊張がある中でドイツ経済は底堅さを示したと指摘した。

German Finance Minister Sees No Need for Stimulus

ショルツ独財務相

  

  14日発表された7-9月GDPは前期比0.1%増と予想外のプラス成長を確保し、ほぼ7年ぶりとなるリセッション入りを免れた。一方で前年同期比での成長率は、2年前の2.5%から今年わずか0.5%前後まで減速した。

  ショルツ氏は危機が直撃する場合には、失業者支援の拡大など「タイムリーかつ的を絞った」措置を用意するだろうとしつつ、ドイツで財政出動による景気対策について議論する「特段の理由は全くない」と語った。

Ambitious Targets

Germany is set to slash its public debt to 51% of GDP by 2023 

Source: Federal Ministry of Finance

原題:
Scholz Says No Need for German Stimulus After Dodging Recession(抜粋)

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