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米新規失業保険申請、6月以来の高水準-生産者物価は予想上回る

更新日時

先週の米新規失業保険申請件数は6月末以来の水準に増加し、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想のいずれよりも多かった。

キーポイント
  • 新規失業保険申請件数は前週比1万4000件増の22万5000件
    • エコノミスト予想中央値は21万5000件
    • 前週は21万1000件
    • 今回の数字は5州とプエルトリコが推計値だったことを反映。11日がベテランズデーの祝日だったため推計値を提出した州が通常より多かった
  • 10月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.4%上昇
    • エコノミスト予想中央値は0.3%上昇
    • 前月は0.3%低下
U.S. jobless claims at highest level since June after churning for months

インサイト

  • 失業保険申請件数が予想より大幅に増加したのは、季節調整の問題や祝日に関連したデータの不規則性を反映している可能性
    • 申請件数は7月初め以降、20万6000-22万1000件を維持し、4月に達した49年ぶり低水準の19万3000件をわずかに上回る水準で推移している
  • カリフォルニアとペンシルベニア、バージニア、ハワイ、カンザスの5州が見積もりの数字を提出。推計値はハワイを除く4州すべてとプエルトリコで高かった
  • 一方、10月のPPIは持ち直し、6カ月ぶりの大幅上昇。食品とエネルギー、サービスのコストが上昇し、安定的だが穏やかなインフレ圧力を示唆
  • 食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.3%上昇(前月0.3%低下)
    • コアPPIは前年同月比では1.6%上昇-市場予想は上回ったものの、2017年3月以来の低い伸び

詳細

  • より変動が少ない失業保険申請件数の4週移動平均は、21万7000件(前週21万5250件)に増加
  • 失業保険の継続受給者数は11月2日までの1週間に1万人減って168万人-減少幅は8月24日以降で最大
  • 食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.1%上昇
    • 前年同月比では1.5%上昇-3年ぶりの小幅な伸び
  • 財のコストは前月比0.7%上昇(前月0.4%低下)-3月以来の高い伸び
  • サービス価格は0.3%上昇(前月0.2%低下)
  • エネルギー価格は2.8%上昇(前月までは2カ月連続で2.5%低下)
  • 食品コストは1.3%上昇-今年最大の伸び
  • 週間失業保険申請の表
  • 失業保険申請・継続受給者の時系列表
  • PPI統計の詳細はこちらをご覧ください

原題:
Jobless Claims in U.S. Climb to Highest Level Since June (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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