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第一生命HD:4-9月増収減益、通期は据え置き-かんぽ減収増益

第一生命ホールディングスの4-9月連結純利益は前年同期比21%減の918億円となった。海外金利低下による一時的な市場価格変動で責任準備金の積み増しで減益となった。通期予想は据え置いた。

  14日の発表によると、経営者保険の販売停止などで保険料等収入は減少、米子会社プロテクティブの資産運用収益が大幅に増加し経常収益は1.6%増だった。基礎利益は円高・低金利環境の継続などで順ざやが減少し16%減。畑中秀夫常務執行役員は、減収減益となったものの「期初計画対比では順調」と述べた。

  かんぽ生命保険は通期純利益予想を従来930億円から前期比11%増の1340億円に上方修正した。不適切販売問題で、積極的な商品提案を控えているため新契約が大きく減少するが、それに伴い販売費用も減るほか、資産運用収益が増える。保険料等収入は前年同期比12%減と落ち込んだものの、4-9月純利益は同11%増の763億円だった。新契約の減少は短期的には業績にプラスだが、中長期的にはマイナス影響となる。

  T&Dホールディングスは4-9月連結純利益は同20%減の362億円、通期業績予想、配当金予想は据え置く。進ちょく率は57%。有価証券売却益が減少した。また、発行済み株式総数の3.36%に相当する自己株を29日に消却すると発表した。田中義久取締役常務執行役員、「今年度は、金融市場はじめ不確実性高まる前提で計画を策定し、マイナス金利の深堀りが話題に上るなど、商品開発、資産運用両面でかなり厳しい状況だった」と述べた。

単位:

億円

上期実績

純利益

保険料

等収入

基礎

利益

EV

今期予想

純利益

保険料

等収入

基礎

利益

かんぽ

763

(11.0)

18012

(-11.7)

2057

(-0.7)

n.a.

1340

(11.2)

減少横ばい
第一

918

(-21.1)

24588

(-5.1)

2592

(-15.9)

60204

(+839)

2260

(0.4)

減少5100程度
T&D

362

(-20.4)

8753

(2.4)

855

(3.9)

26521

(+470)

640

(-12.1)

n.a.n.a.

※( )は前年同期比、ただし、EVは前期末差。数値は連結またはグループ合算、ない場合は単体

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