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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の投資、過去最低の伸び-10月工業生産と小売売上高も低調

更新日時
  • 1-10月の固定資産投資は5.2%増-98年以降のデータで最低
  • 減速に歯止めをかける当局の取り組みが後手に回っていることを示す
A worker walks past machinery in the mineral selection shop at the Dongguashan Copper Mine, operated by Tongling Nonferrous Metals Group Co., in Tongling, Anhui province, China, on Thursday, Jan. 17, 2019. On the heels of record refined copper output last year, China's No. 2 producer, Tongling, says it'll defy economic gloom and strive to churn out even more of the metal in 2019.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国経済は10月に一段と減速した。米国との貿易摩擦や内需低迷の中で、これまでの小出しの刺激策による生産や投資の押し上げ効果が乏しいことを示唆している。

  国家統計局が14日発表した10月の工業生産は前年同月比4.7%増。予想中央値の5.4%増を下回った。小売売上高は同7.2%増加。市場予想は7.8%増だった。

  1-10月の都市部固定資産投資は前年同期比5.2%増。予想は5.4%増だった。1998年までさかのぼる比較可能なデータで最も低い伸びとなった。

Investment Plumbs New Depths

  中国は構造的な国内の下押し圧力と米国との貿易を巡る先行き不透明感に見舞われる中、10月の経済指標は景気減速に歯止めをかけようとする中国当局の取り組みが後手に回っていることをあらためて示した。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当チーフエコノミスト、楊宇霆氏(香港在勤)は「今回のデータは景気が減速しているとの見方をさらに裏付けた」と指摘。現在の景気減速は内需低迷との関係がより強く、第1段階の貿易合意も助けにならないとの見方を示した。

  国家統計局の劉愛華報道官は北京で開いた指標発表後の会見で、中国経済が直面する課題は過小評価すべきではないが、経済の全体的なモメンタムは変わっていないと述べた。

原題:China Investment Growth at Record Low as Economy Falters (1)(抜粋)

(第4段落以降を追加し更新します.)
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