コンテンツにスキップする

債券市場を動かすのはやはり「米中」-弾劾やFRB議長、CPIより

  • インフレデータもFRB議長証言も新しいものを与えてくれなかった
  • 米中貿易協議巡る懸念が再燃し債券利回りは低下

13日にはトランプ大統領弾劾調査の公聴会とパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言、10月の米消費者物価指数(CPI)発表と、市場を動かしそうなイベントがめじろ押しだったが、債券市場が反応したのは米中貿易交渉でつまずきがあったいうニュースだった。

   バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)のストラテジスト、ジョン・ベリス氏は、「インフレデータもFRB議長証言も、何も新しいものを与えてくれなかった。だから、利回り曲線を動かしているのがこれら2つではなく、週初めからの全般的なリスクオフムードであることは驚きでない」と話した。

  一方、米中貿易協議については、農産物購入が交渉の争点に加わったとの報道があり、懸念が再燃した。合意が近いとの楽観から今月に入って債券利回りは上昇していたが、13日は長期債を中心に低下した。

  べリス氏は、リスクオフムードが今後数日は続くだろうとしながらも、「ニュースに動かされる」市場でムードは急に変わり得るとも話した。

原題:
Bond Traders Left Feeling Flat After Wednesday’s Triple Whammy(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE