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ドル・円は小幅安、米中楽観の後退や中国景気懸念が重し-豪ドル下落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅下落。米中通商協議への楽観後退や低調な中国経済指標を背景にリスク回避ムードが広がった。オーストラリアドルは豪雇用統計が市場予想を下回ったことが嫌気され、対ドルで約1カ月ぶり安値を付けた。

  • 午後3時21分現在のドル・円は前日比0.1%安の1ドル=108円71銭。一時108円63銭まで下落
  • 豪ドル・ドルは0.5%安の1豪ドル=0.6801ドル。中国景気に対する懸念も重しとなり、一時0.6796ドルと10月17日以来の豪ドル安水準
ドル・円は軟調

市場関係者の見方

大和投資信託調査部の亀岡裕次チーフエコノミスト

  • トランプ大統領が米中合意を否定してみたり、その後も市場が好感するような材料が出てきていないので徐々に不安が高まりつつある
  • 中国では米中貿易摩擦の影響が企業サイドや個人にも出てきている。中国やオーストラリアの指標が弱かっただけに、この後発表のドイツの7-9月のGDP(国内総生産)が2四半期連続でマイナス成長になるとユーロ・円を通じて円高要因になり得る

背景

  • 中国の投資減速、98年以降で最低の伸び-工業生産と小売売上高も低調
  • 日経平均株価は前日比178円安。米中通商協議が難航しているとの観測や中国景気懸念から米株先物も下落
  • 米長期金利は時間外取引で2ベーシスポイント(bp)低下し1.86%台
  • 10月の豪雇用統計は雇用者数が予想外の減少、失業率も横ばい予想に反して上昇
  • ドイツの7-9月期GDPの予想中央値は前期比0.1%減-4-6月期と同じ
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