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豪州:10月雇用者数が予想外の減少、失業率は上昇-豪ドル下落(1)

更新日時
  • 雇用者数は前月比1万9000人減-予想1万5000人増
  • 失業率は5.3%に上昇、予想は5.2%-豪統計局

オーストラリアの失業率は10月に上昇し、雇用者数は1年5カ月ぶりに減少した。予想外の結果となり、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の利下げが大きく奏功していない兆候があらためて示された。

  • 豪統計局が14日発表した雇用者数は前月比1万9000人減。エコノミスト予想は1万5000人増だった。失業率は5.3%に上昇。予想は5.2%だった
  • フルタイム雇用者数は1万300人減、パートタイム雇用者数は8700人減
  • 労働参加率は66%に低下。予想は66.1%
Longer unemployment signals labor market weakness

  豪中銀が来年末まで失業率が5.2%にとどまると予想していたにもかかわらず、今回この水準を超えたことを受け、豪ドルは下落し、短期金融市場が織り込む来年2月の利下げ確率は上昇した。

  求人サイトを運営するインディードのエコノミストで、豪中銀で勤務した経験を持つカラム・ピカリング氏は「今回の豪雇用統計で追加利下げが確実になった」と指摘。「景気に弾みをつけるには、より大きな刺激策が必要となる。理想的には財政刺激策だが、追加利下げであれ、非伝統的金融政策であれ、さらに多くのことを行う必要がある」と述べた。

  豪ドルはシドニー時間午後0時8分(日本時間午前10時8分)現在、1豪ドル=0.6808米ドル。統計発表前は0.6838米ドル前後だった。

原題:Australian Unemployment Unexpectedly Climbs; Currency Drops (1)(抜粋)

(背景や市場関係者のコメントなどを追加し、豪ドル相場を更新します)
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