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Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

【米国株】S&P500が小幅高-米中協議で懸念残る

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NEW YORK, NY - MARCH 8: President Donald Trump is displayed on a television monitor as a trader watches on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) ahead of the closing bell, March 8, 2018 in New York City. Despite opposition from his own party and allies abroad, President Trump signed an order on Thursday that will impose tariffs on steel and aluminum imports. (Photo by Drew Angerer/Getty Images)
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

13日の米国株市場ではS&P500種株価指数が小幅高。前日付けた日中ベースでの最高値を上抜けられなかった。米中による部分的な貿易合意をなお不安視する向きがあるようだ。

  • 米国株、S&P500種指数が小幅高-米中協議巡り懸念残る
  • 米国債は上昇-10年債利回り1.89%
  • NY原油は3日ぶり上昇、OPEC非加盟国の供給減見通し
  • NY金は5日ぶり上昇、米中の部分的合意巡り楽観が後退

  S&P500種は辛うじて2日連続高。貿易を巡る期待やリセッション(景気後退)懸念の後退、金融当局の利下げを背景に10月以降、同指数は大きく上昇してきた。この日はテクノロジー株が一時下げる場面があった。米中の通商協議が農産物の購入を巡り困難な状況に直面しているとの、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道に反応した。

  ダウ工業株30種平均は最高値を更新。新しい動画配信サービスの好調を手掛かりにウォルト・ディズニーが急伸した。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%高の3094.04。ダウ工業株30種平均は92.10ドル(0.3%)上げて27783.59ドル。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.89%。

  ブリン・モー・トラストの最高投資責任者(CIO)、ジェフ・ミルズ氏は「2週間前は、第1段階の合意はほぼ確実とみられていた。市場は貿易に関してかなり明るい結果を織り込み始めていた」としつつ、「前向きな方向に前進しているとは思うが、途中何の障害もなく一直線に明るい方向に進むと想定するのはばかげている」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は3日ぶりに上昇。石油輸出国機構(OPEC)事務局長は、非加盟国産油国からの来年の石油供給見通しは「大幅」に引き下げられる可能性があるとOPECはみていると語った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は32セント(0.6%)高の1バレル=57.12ドル。ロンドンICEの北海ブレント1月限は31セント上げて62.37ドル。

  ニューヨーク金先物相場は5営業日ぶりに上昇。米中貿易協議での部分的合意を巡り、楽観的な見方が後退した。トランプ大統領は12日、中国と「合意に至らなければ、われわれは対中関税を大きく引き上げる」と言明。一方で「極めて重要な第1段階の合意が近く実現する可能性はある」とも語った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.7%高の1オンス=1463.30ドル。

原題:U.S. Stocks Edge Higher; Bonds, Dollar Advance: Markets Wrap(抜粋)

Oil Bounces Back as OPEC Sees Potential for Non-OPEC Supply Cuts

PRECIOUS: Gold Gains as Optimism Cools on U.S.-China Trade Deal

(第5段落にコメントを追加し、更新します)
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