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パウエル議長、失業率に関する発言で当局のハト派傾斜を示唆か

米国の失業率に関するパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言は、金融当局幹部の間でハト派的な傾斜があることを示唆している可能性がある。米国の政策金利は一方で、しばらくの間据え置かれると予想されている。

  上下両院合同経済委員会で13日に証言したパウエル議長は、議員からの質問に対し、「これまで分かったこと、そしてわれわれが学び続けているのは、多くの人が考えてきたよりずっと低い失業率でも米経済は機能できるということだ」と答えた。

上下両院合同経済委員会で証言するパウエル議長

出典:Bloomberg)

  パウエル議長の発言は、金融当局者が今年に入り公に話しているテーマをあらためて強調した。それは、安定したインフレと整合する失業率の最低水準を当局が高く推定し過ぎていたために、2015年から18年にかけて行き過ぎた利上げを実施したのではないかという説だ。

  今回のことを受けて当局はより謙虚になり、景気が勢いを取り戻した時に利上げ再開の衝動に駆られることが抑えられるかもしれない。

原題:
Fed’s Powell Unemployment Comments May Hint at Dovish Bias(抜粋)

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