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きょうの国内市況(11月13日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、米中貿易合意の期待がやや後退-素材や石油安い

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  東京株式相場は反落。トランプ米大統領が米中貿易の部分合意がなければ対中関税を引き上げると述べ、協議の先行きに対する楽観的な見方が後退した。貿易摩擦による世界景気への影響が懸念され、石油関連や鉄鋼など素材中心に幅広い業種が下げた。

  • TOPIXの終値は前日比9.34ポイント(0.5%)安の1700.33-7営業日ぶりに反落
  • 日経平均株価は同200円14銭(0.9%)安の2万3319円87銭

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは、トランプ大統領のスピーチは「注目されていた割にいつもの発言だった」と総括。マーケットは次の手掛かりになるような内容が出るかとみていたとし、「最近大きく上昇した反動で下落している」と述べた。

  • 東証1部33業種は鉄鋼、石油・石炭製品、鉱業、保険、食料品、サービスが下落率上位
  • 繊維製品や証券・商品先物取引は上昇

●債券上昇、アジア株安で買い圧力-日銀オペ減額警戒で上値は限定

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  債券相場は上昇。米中貿易協議の進展期待が後退したことを背景にアジア株がほぼ全面安となる中、安全資産としての債券に買い圧力が強まった。一方、日本銀行による超長期債を対象にした買い入れオペを週末に控え、減額への警戒感から上値は限定的だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.045%から一時マイナス0.055%まで低下
  • 長期国債先物12月物の終値は19銭高の152円78銭。一時は152円86銭まで上昇

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • トランプ米大統領がきのうの講演で米中貿易協議に関して踏み込んだ発言をすると期待されていたが特に何もなく、日本株と中国株が大きく下落
  • 債券相場はオーバーシュート気味に下落していたこともあり、株安を受けて押し目買いが優勢となった
  • 一方、日銀が利回り曲線をできるだけ立たせておきたい意向にあるとの見方は根強く、オペ減額への不安感から大きく金利が下がる状況でもない

●ドル・円は午後に小反発、リスクオフ限定的-利下げ見送りNZ上昇

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。米中貿易協議で部分合意に至らなければ関税を引き上げるというトランプ米大統領の発言を受け、朝方に約1週間ぶりの安値を付けたが、協議の行方を見極める必要があるとの見方もあり午後の取引ではドル買い・円売りがやや優勢となった。ニュージーランド( NZ)ドルは市場予想に反した政策金利の引き下げ見送りで大幅上昇した。

  • ドル・円は午後3時43分現在、前日比0.1%高の109円07銭。朝方に108円87銭と7日以来の安値、その後109円11銭まで上昇
  • NZドルは対ドルで1.2%高の1NZドル=0.6404ドル。一時1.4%高の0.6417ドルと5日以来の高値。対円でも一時1.3%上昇

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • トランプ大統領は米中合意に向けた話し合いは続いているとも言っており、市場の期待が剥落しておらず本格的なリスクオフには至っていない。米中協議も英総選挙ももう少し状況を見極める必要がある
  • 日本株安も年初来高値を付けた後の調整という面もある
  • 足元では200日移動平均線という居心地の良い水準にあるため、108円台は押し目買い、109円台は戻り売りが入りやすい
  • NZドルは利下げ見送りで、世界的な金融緩和一服の流れに同国中銀も乗った形となったことが好感されて買われた
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