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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日本株は続落、米中協議の楽観後退と中国経済懸念-輸出や素材安い

更新日時
  • 米中通商協議、農産物購入を巡り困難な状況-WSJ
  • 円は一時1ドル=108円60銭台に上昇、中国の固定資産投資は減速
Employees work at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Friday, Dec. 28, 2018. Japanese shares fell, with the Topix index capping its worst annual performance since 2011, in a year that saw U.S.-China trade tensions deal a heavy blow to investor sentiment.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

14日の東京株式相場は続落。米中の通商協議が難航との観測や為替の円高推移から企業業績に対して慎重な見方が広がった。混乱が続く香港情勢や低調な中国の経済指標も懸念され、機械や自動車など輸出関連、海運や鉄鋼など素材関連が安い。

  • TOPIXの終値は前日比15.93ポイント(0.9%)安の1684.40
  • 日経平均株価は同178円32銭(0.8%)安の2万3141円55銭
<きょうのポイント>
  • 米中通商協議は農産物の購入で困難な状況に直面-WSJ
  • 中国の固定資産投資減速、工業生産と小売売上高も低調
  • 香港の混乱が14日も続く-政府は新たな緊急措置を議論との報道も
    • 香港ハンセン指数は一時1.1%安
  • ドル・円相場は一時1ドル=108円63銭、前日の日本株終値時点は109円09銭
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東証ロゴ

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは米中貿易協議について、「米国株が最高値圏にあるうちはトランプ大統領が強硬な姿勢になる可能性がある。市場が期待するほど楽観的にはなれない」と述べた。

  株価指数は取引開始時からしばらく前日終値付近でもみ合っていたが、10月の中国工業生産の伸び鈍化などを受けて下向きとなった。みずほ証券投資情報部の中村克彦シニアテクニカルアナリストは「中国経済は米国との貿易摩擦の影響を受けており、減税やインフラ投資など景気刺激策を打っても上向かない状況」と指摘した。

  香港ではこの日も混乱が続き、香港ハンセン指数はじりじりと値を下げた。三井住友DSの市川氏は「香港情勢が落ち着くまで時間がかかりそう。中国が介入すると米国との関係が悪化し、貿易協議に悪影響を与えかねない」と話していた。

14日は続落
  • 東証1部33業種はゴム製品、鉄鋼、海運、輸送用機器、機械、化学などが下落率上位
  • 情報・通信は上昇、経営統合の検討を発表したZホールディングスとLINEが大幅高
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