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債券上昇、アジア株安で買い圧力-日銀オペ減額警戒で上値は限定

債券相場は上昇。米中貿易協議の進展期待が後退したことを背景にアジア株がほぼ全面安となる中、安全資産としての債券に買い圧力が強まった。一方、日本銀行による超長期債を対象にした買い入れオペを週末に控え、減額への警戒感から上値は限定的だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.045%から一時マイナス0.055%まで低下
  • 長期国債先物12月物の終値は19銭高の152円78銭。一時は152円86銭まで上昇

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • トランプ米大統領がきのうの講演で米中貿易協議に関して踏み込んだ発言をすると期待されていたが特に何もなく、日本株と中国株が大きく下落
  • 債券相場はオーバーシュート気味に下落していたこともあり、株安を受けて押し目買いが優勢となった
  • 一方、日銀が利回り曲線をできるだけ立たせておきたい意向にあるとの見方は根強く、オペ減額への不安感から大きく金利が下がる状況でもない

背景

  • この日の東京株式相場は反落。日経平均株価は200円安の2万3319円で終了。アジア株も中国株を中心にほぼ全面安
  • トランプ大統領は12日、中国との包括的貿易合意の第1段階がまとまらない場合は、対中関税を引き上げると発言

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.190%-0.175%-0.050%0.315%0.470%0.500%
前日比-1.5bp-1.0bp-1.0bp-0.5bp-1.0bp-0.5bp
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