コンテンツにスキップする

黄海のミステリー、何かがホタテを殺している-獐子島の海洋牧場

更新日時
  • 中国の水産会社、獐子島集団の養殖場で8割超のホタテが死んだ
  • 被害状況を引き続き分析しているが、死因は不明

中国企業が黄海で養殖しているホタテが全滅の危機にひんしている。

  深圳上場の水産会社、獐子島集団は12日、中国北部と朝鮮半島に挟まれた黄海に設置した養殖場でホタテの80%余りが死んでいるのが見つかったと発表した。

  深圳証券取引所に届け出た資料によれば、影響を受けたホタテは簿価で3億元(約47億円)相当。被害状況を引き続き調査中で、死因は不明だとしているが、自然の要因と考えられるという。

  獐子島はウェブサイトで、同社の「海洋牧場」は年5万トン余りのホタテを供給していると説明。国連食糧農業機関(FAO)によると、2018年に世界で取引されたホタテは10万トン強で、輸出入いずれも中国が3分の1を占めている。

  黄海北部の生態系環境は複雑で常に変化していると獐子島は資料で指摘し、今年1-9月の売上高全体にホタテが占めた割合は6%だと明らかにした。

  獐子島の株価は12日の取引で値幅制限いっぱいの10%下落、13日は5.9%安で引けた。

原題:
Something Mysterious Is Killing Scallops in China’s Yellow Sea(抜粋)

(最終段落に獐子島の株価動向を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE