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NZ中銀が政策金利1%に据え置き、市場の予想外-NZドル上昇

更新日時
  • 「必要ならさらに金融刺激を追加する用意がある」と中銀声明
  • 「NZの成長見通しに中銀は引き続き楽観的過ぎる」とエコノミスト

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は13日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を過去最低の1%に据え置くことを決定した。ブルームバーグが調査したエコノミストの大部分が0.25ポイントの利下げを予想していた。

  NZ中銀は、国内経済の減速が止まり、インフレが上向く兆しが見られることを据え置きの理由に挙げた。NZドルは上昇した。

  中銀は声明で、「8月以降の経済動向は、現時点で既に景気刺激的な金融政策の設定を変えることを正当化しない」と指摘した。

  中銀はその上で、「インフレがわれわれの目標レンジの中間点に達し、雇用が持続可能な最大限の水準前後を維持する状況を確実にするには、長期にわたり金利は低水準にとどまる必要があるだろう。われわれは必要ならさらに金融刺激を追加する用意がある」と説明した。

  NZ中銀は、8月の予想外の0.5ポイント利下げを含む今年これまで実施した計0.75ポイントの金融緩和が、2020年の経済成長を回復させ、インフレが目標レンジ1-3%の中間点に戻ることに寄与すると今では考えている。インフレ期待の低下や雇用市場の鈍化を受け、エコノミストの大部分が今会合での利下げと来年の追加緩和を見込んでいた。

Non-Tradables Inflation Highest Since 2011

  キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ベン・ウディ氏(シンガポール在勤)は「NZの成長見通しに中銀は引き続き楽観的過ぎるとわれわれは考えている」と述べた。

  今回の予想外の発表を受けてNZドルは上昇。ウェリントン時間午後2時33分(日本時間午前10時33分)現在、1NZドル=0.6409米ドルと、発表直前の0.6335米ドルから値上がりした。

    原題:RBNZ Keeps Key Rate at 1%; Most Economists Expected Cut、

    New Zealand Unexpectedly Holds Interest Rates; Kiwi Jumps (1)(抜粋)

      (2段落目以降にエコノミストのコメントや為替の動きを追加して更新します)
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