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日産株一時4.5%安、3カ月ぶり下落率-営業益下方修正し配当も減額

Nissan Cuts Profit, Dividend Forecast As Turnaround Stalls
Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg
Nissan Cuts Profit, Dividend Forecast As Turnaround Stalls
Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg

日産自動車の株価は13日、一時前日比4.5%安の682.7円と8月5日以来の日中下落率となった。前日に今期(2020年3月期)の業績見通しの下方修正したほか、中間配当の大幅減額や年間配当予想を撤回したことなどが嫌気された。

Nissan Cuts Profit, Dividend Forecast As Turnaround Stalls

会見するマー常務(12日、横浜市の日産本社)

Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の杉本浩一シニアアナリストは12日付のリポートで、中間期の減配や配当計画の取り下げは「当面ネガティブ視される可能性が高い」と指摘。

  SBI証券の遠藤功治シニアアナリストは12日の取材に7ー9月期の自動車部門は赤字であるものの赤字額は縮小しており、下期(10-3月期)の営業利益はわずかながら前期より増益予想で、「大底は打ったとの印象」はあると述べた。

  マッコーリー証券のジャネット・ルイスアナリストらは英文リポートで次期最高経営責任者(CEO)昇格が決まっている内田誠常務執行役員ら若い世代の経営陣が経営立て直しにつながる事業改革を実行することに期待しているとしながら、それには数年という時間が必要だろうとの見方を示した。

  日産は12日、今期(2020年3月期)の営業利益見通しを従来の2300億円から1500億円に下方修正。売上高と純利益の見通しも引き下げた。中間配当を昨年より18.5円引き下げ1株あたり10円とし、従来40円としていた年間配当予想を取り下げて未定とした。業績予想修正の要因として為替レートの円高傾向や今後の自動車需要の低迷傾向が継続すると想定されることなどを挙げていた。

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