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米国株が上げ消す、米中貿易の合意巡り懸念

更新日時
U.S. Stocks Continue Rally Closing Up Over 100 Points
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America
U.S. Stocks Continue Rally Closing Up Over 100 Points
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅高。米中貿易協議で第1段階の合意がまとまる可能性を巡り、慎重姿勢も広がったが、辛うじてプラス圏を確保した。

  • 米国株はS&P500種が小幅高-ダウ平均は変わらず
  • 米国債は上昇、10年債利回りは1.93%
  • NY原油は小幅安、米中通商協議を懸念
  • NY金は4営業日続落、8月1日以来の安値

  S&P500種は一時最高値を更新する場面もあったが、その後上げを縮小。トランプ大統領がこの日行った講演では、米中通商協議について新たな情報はあまり出てこなかった。トランプ氏は合意が近く実現する可能性はあると述べたが、合意しなければ関税を大幅に引き上げるとも言明。午前の取引では、トランプ氏の講演で米中通商協議について前向きな発言が出るとの期待もあり、S&P500種は一時3100の水準を上抜けた。

  個別銘柄ではフェイスブックが高い。新しい支払い機能の発表が好感された。ウォルト・ディズニーも上昇。新しい動画ストリーミングサービスがスタートした。この日はヘルスケア関連が上げを主導。医薬品のアッヴィも高い。同社が実施する大型起債は、今年最大の規模となる。

  S&P500種指数は前日比0.2%高の3091.84。ダウ工業株30種平均は変わらずの27691.49ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時55分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.93%。

  ロバート・W・ベアードのマネジングディレクター兼市場ストラテジスト、マイケル・アントネリ氏は「合意のおおまかな輪郭はある。市場はそれを理解しているだろう。きょうの講演にそうした私の考えを変える内容はなかった」とし、「もっと大きな合意を期待していた一部の楽観は冷めつつあるようだ」と加えた。

  ニューヨーク原油先物相場は小幅安。トランプ大統領が貿易協議で攻撃的な姿勢を強め、経済への向かい風が強まるとの懸念が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は6セント(0.1%)安い1バレル=56.80ドル。一時1.2%高まで上げる場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は12セント安い62.06ドル。

  ニューヨーク金先物相場は4営業日続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、0.2%安い1オンス=1453.70ドル。終値ベースで8月1日以来の安値となった。

原題:U.S. Stocks Edge Higher as Investors Weigh Trade: Markets Wrap (抜粋)

Oil Steadies on Signals Trump May Expand Trade Offensive(抜粋)

PRECIOUS: Platinum Falls as South Africa Union Reaches Wage Deal(抜粋)

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