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Photographer: Bloomberg/Bloomberg

お得意先から一転、中国が最大級の頭痛の種に-ドイツ商業会議所調査

  • 中国の経済的苦境の影響にドイツがさらされていることを明確に示す
  • 独企業の大半が米中貿易戦争の影響を直接か間接的に受けている
The national flags of Germany and China fly outside the Chancellery in Berlin, Germany, on Friday, May 31, 2019. China said it will establish a list of so-called unreliable" entities it says damage the interests of domestic companies, a sweeping order that could potentially affect thousands of foreign firms as tensions escalateafter the U.S. blacklisted Huawei Technologies Co.
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ドイツにとって最大級の海外市場、中国で商売をしているドイツ企業が悲観的な見方を強めている。

  中国のドイツ商業会議所によれば、中国で事業を展開する独企業500社余りを対象にした調査で、今年の事業目標を達成もしくは上回ると見込んでいるのはわずか4分の1にすぎなかった。

  労働コスト上昇や市場アクセスの障壁といった長期的な問題に加え、米中貿易戦争の影響を直接もしくは間接的に受けているとの回答は80%超に上った。

Down on China

German companies are increasingly worried about their China business

Source: German Chamber of Commerce in China survey conducted between July 29 and Sept. 12

Note: Shows forecasts for the year and may not total 100% due to rounding

  こうした調査結果は、中国の経済的苦境の影響にドイツがさらされていることを明確に示している。中国経済は内需低迷と高リスク債務抑制の中で、ほぼ30年ぶりの低成長となっている。20年ほど伸び続けていた乗用車販売は2年連続で減少する見込みで、ドイツ勢にとっては特に大きな打撃だ。

China Car Sales Slump

Sales of German cars flat but have held up better than overall car market

Source: CAIN

German cars include VW, Audi, Mercedes Benz, BMW, Porsche

  不確実な輸出見通しはドイツ経済を今年、リセッション(景気後退)入りの瀬戸際に追い込んでいる。同会議所によれば、2020年について独企業は一定の持ち直しの兆しを報告したが、欧州連合(EU)と中国の投資協定妥結や公平な市場アクセス改善が求められている。

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原題:
China Turning Into One of Germany Inc.’s Biggest Headaches (1)(抜粋)

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