大塚HD、アルツハイマー認知症薬の開発継続へ-株価は大幅上昇
藤本葵
更新日時


Photographer: Tomohiro Ohsumi
Photographer: Tomohiro Ohsumi
大塚ホールディングス(HD)の100%子会社である大塚製薬と米国子会社アバニアが、いったん終了していた「AVP-786」 のアルツハイマー型認知症に伴う行動障害(アジテーション)に関する開発プログラムを継続すると発表した。
現在進行中の3本目のフェーズ3試験については試験を継続し、2020年度から追加のフェーズ3試験の開始を予定しているという。同社はこれまでの試験結果の詳細な解析を進めていた。
大塚HDの株価は午後に急伸し、一時前日比7.3%高の4820円へ上昇、17年1月10日以来の日中上昇率となった。
大塚製薬は今年9月、「AVPー786」の2本目のフェーズ3試験結果速報で、統計学的に有意な改善は見られなかったと発表、大塚HDの株価は一時的に大きく下げていた。
(発表内容の詳細を追加して更新します)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE