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東芝プラ急騰、東芝と完全子会社化協議-西芝とNフレアはストップ高

更新日時
  • 上場子会社の在り方について従来から議論している-東芝
  • 100%子会社化に必要な資金は東芝プラ994億円など-試算値

東芝の子会社で、プラント工事を手掛ける東芝プラントシステムの株価が約20年ぶりの上昇率を記録した。完全子会社化を含めて親会社と協議中であることが分かり、東芝による今後の株式購入を見込む買いが入った。

  12日の日本株市場で東芝プラ株は買い気配で始まり、売買成立後は一時20%高の2513円と急騰。上昇率の大きさは1999年5月19日(23%)以来となった。終値は17%高の2457円。

  同じく東芝との協議事実が明らかになった船舶用電機・発電装置の西芝電機株も50円(29%)高の220円、半導体製造装置のニューフレアテクノロジーも1500円(18%)高の9680円とそれぞれ制限値幅いっぱいのストップ高となった。東芝は3.1%高の3780円と4営業日続伸、13日に決算発表を控える。

  東芝は11日夜にリリースを発表し、上場子会社の在り方について従来から議論しており、両社の完全子会社化の選択肢を含め協議していることを明らかにした。ただ、現時点で具体的な決定事実はないとしている。東芝プラと西芝電、Nフレアも同様の内容を発表した。

  ブルームバーグのデータを使い11日時点の時価総額と株式保有比率から試算したところ、東芝による100%子会社化に必要な資金は東芝プラが994億円、西芝電が31億円、Nフレアが446億円となっている。

  共同通信は11日、東芝が上場している子会社を完全子会社化し、親子上場の解消に乗り出す方向で検討に入ったことが関係者の話で分かったと報道。東芝プラや西芝電が対象候補で、1000億円程度を投じ株式を取得する可能性があり、実施時期は未定とも伝えていた。

  また、時事通信の12日報道によると、完全子会社化を検討しているのはNフレアを含む上場子会社4社のうち、POS端末の東芝テックを除く最大3社を念頭にしているという。

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Kiyoshi Ota/Bloomberg

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