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【米国株】S&P500種が下落、米中合意を不安視

更新日時
U.S. Stocks Continue Rally Closing Up Over 100 Points
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America
U.S. Stocks Continue Rally Closing Up Over 100 Points
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

11日の米株式市場ではS&P500種株価指数が下落。貿易合意の第1段階をまとめる米中の作業は順調に進んでいないとの懸念が広がった。

  • 米国株、S&P500種が下落-米中貿易協議巡り懸念広がる
  • 米国債市場は休場-ベテランズ・デーの祝日で
  • NY原油は3日ぶり下落、米中合意への期待後退で株安
  • NY金は3日続落、世界経済に明るい見方

  S&P500種は4営業日ぶりに下落。商いは100日平均を20%近く下回った。週末のトランプ大統領発言で関税に関する懸念が広がり、この日は朝方から軟調な展開となった。先週は貿易協議を巡る楽観から、最高値を更新していた。

  個別銘柄では、投資判断の引き下げを受けてクアルコムが安い。一方でウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは大幅高。同社を非公開化する取引について、KKRが正式なアプローチを行ったとのブルームバーグ・ニュースの報道が手掛かりとなった。ボーイングも高い。737MAXの納入を来月再開する可能性があるとの発表が好感された。ダウ工業株30種平均が朝方の下げを埋めたのは、ボーイングによる押し上げも背景にある。

  S&P500種は前営業日比0.2%安の3087.01.ダウ平均は10.25ドル(0.1%未満)上げて27691.49ドル。ナスダック総合指数は0.1%下げた。この日はベテランズ・デーの祝日で、米国債市場は休場だった。

  BNYメロン傘下ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏は「市場は貿易協議に関する具体的な情報を待ちつつ、神経質になっている」と分析。「最終的な貿易合意の中身や時期についてさらに具体的な情報が必要だが、それまでの間は断片的な情報で判断せざるを得ない」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに下落。米中の貿易合意が遠のきつつあるとの見方から、株式相場が下げた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は38セント(0.7%)安の1バレル=56.86ドル。前週末の8日には終値ベースで6週ぶり高値となっていた。ロンドンICEの北海ブレント1月限は33セント下落し62.18ドル。

  ニューヨーク金先物相場は3営業日続落。このところは世界経済を巡って明るい見方が強まり、安全資産としての金の需要が後退している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.4%安い1オンス=1457.10ドル。 

原題:Stocks Fall as Trade Concerns Weigh; Dollar Drops: Markets Wrap(抜粋)

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(第5段落にコメントを追加し、更新します)
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