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ジョンソン氏勝利の火付くか-候補者調整で英選挙「形勢一変」疑問も

更新日時
  • ベットウェイのオッズが反映する与党勝利確率は55%から66%に上昇
  • 重要な北部の激戦区で保守党が勝てるとコムレスの創業者

12月12日の英下院選挙に向け、ナイジェル・ファラージュ氏率いる「ブレグジット党」が、2017年の前回選挙で与党保守党が勝利した317選挙区で候補者擁立見送りを決め、ジョンソン首相率いる与党の過半数獲得に追い風との見方が強まった。

  世論調査会社コムレスの創業者アンドルー・ホーキンス氏は取材で、「選挙キャンペーンにまさに火を付けるはずだ。保守党の追い風になるのは間違いないだろう」と分析。最大野党・労働党の票が割れるため、僅差で議席を争う重要な北部の激戦区で保守党が勝てると語った。

  オンラインブックメーカー(賭け屋)ベットウェイのオッズに反映された与党が絶対多数を得る確率も、ファラージュ氏が発表を行う前の約55%から約66%に上昇した。

  だが、保守党が労働党と自由民主党から議席を勝ち取りたいと望む選挙区でファラージュ氏はなお候補者を立てる意向であり、今回の同氏の決定により選挙情勢が一変すると誰もが納得しているわけではない。

  ストラスクライド大学のジョン・カーティス教授(政治学)は、自民党が狙う議席を除けば、「保守党にとって大して助けにならない」と主張。ただ、ブレグジット党の後退に伴い、欧州連合(EU)寄りの政党と離脱に反対する他のグループとの選挙協力のメリットが失われるとみている。

前回選挙で与党が勝利した選挙区での候補者擁立見送りを発表するファラージュ氏

出典:Bloomberg)

原題:Farage Won’t Fight Tories in Election Boost for U.K.’s Johnson(抜粋)

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