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景気ウオッチャー現状DI大幅低下、増税や台風影響―3カ月ぶり悪化

  • 前回増税時の2014年4月(15.7ポイント低下)以来の低下幅
  • 台風の影響もあり単純に前回増税時との比較難しい―第一生命経済研

内閣府が11日発表した10月の景気ウオッチャー調査によると、景気の現状判断DI(季節調整値)は3カ月ぶりに悪化し、前月比10ポイント低下の36.7となった。10月の消費税率の引き上げや台風の影響が響き、前回増税時の2014年4月(15.7ポイント低下)以来の低下幅となった。

      

景気ウオッチャー、現状DIは大幅低下

  現状判断DIを構成する家計動向、企業動向、雇用の3要素すべてが低下した。最も低下幅の大きいのは家計動向の前月比12.7ポイント低下で、このうち小売り関係が同18.2ポイント低下と大幅に下げた。一方、先行き判断DIは6.8ポイント上昇の43.7に改善した。

  第一生命経済研究所の小池理人副主任エコノミストは、「駆け込み需要の影響で家計部門が落ちた印象」と分析した上で、「今回は台風の影響もあり、単純に前回増税時と比較するのは難しい」と述べた。また先行きにはキャッシュレスポイント還元や軽減税率への期待も見られ、「過去の増税時に比較して施策の影響を受けて反動減の影響が緩和される可能性が高い」との見通しを示した。

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