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トランプ氏をティラーソン、ケリー氏が妨害-前国連大使が新著で暴露

  • 大統領の裏をかくために両氏が協力求めたがヘイリー氏は拒否
  • トランプ氏への反逆というなら「その通り」とケリー氏は悪びれず

トランプ米大統領が自分は何をしているか分かっていないと考えたため、ティラーソン前国務長官とケリー前大統領首席補佐官は在任当時、大統領の決定をひそかに阻止しようとしたとヘイリー前国連大使が新著で指摘した。

  ヘイリー前大使は、12日発売予定の「ウィズ・オール・デュー・リスペクト(お言葉ですが)」(原題) の中で、ティラーソン氏とケリー氏は、大統領に抵抗した時に自分たちは反逆したわけではなく、国を救おうとしていたと私に打ち明けた」と振り返った。

  米紙ワシントン・ポストに掲載された抜粋によると、ティラーソン氏とケリー氏は「米国の最善の利益にかなうのは、大統領ではなく、自分たちの決定だ」と主張し、大統領の裏をかくためにヘイリー氏の協力を得ようとしたが、拒否されたという。

  ヘイリー氏は新著で、ティラーソン氏を横柄で「疲れる」人物と評し、ケリー氏はヘイリー氏の大統領への接近を疑っていたと回想した。ワシントン・ポスト紙がティラーソン氏にコメントを求めたが、返答は得られていない。

  ケリー氏は「十分な情報に基づく決定」が行えるよう「最善で最も偏見がなく合法的で倫理にかなうスタッフからの助言」を大統領に提供することが「トランプ氏への反逆」になるとすれば、「その通り」だろうとコメントした。

  ヘイリー氏は10日のCBSニュースとのインタビューで、「大統領の邪魔をしようとすることは実に極めて危険な行為だ。憲法に違反し、米国民の望みに逆らうことになる」と語った。

Nikki Haley To Leave As UN Ambassador At Year's End

ヘイリー前国連大使とトランプ大統領(2018年10月)

写真家:ザック・ギブソン/ブルームバーグ

原題:Former UN Envoy Says Tillerson, Kelly Sought to Undermine Trump(抜粋)

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