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Photographer: Geraldine Hope Ghelli/Bloomberg

無名の空売り投資家が小規模バイオ株で大当たり-臨床試験失敗で急落

  • アナプティスバイオのアトピー性皮膚炎薬、主要評価項目を達成せず
  • 競合薬を販売するリジェネロンの株価は上昇-デルミラも一時33%高
Test tubes sit on a counter at an Alexandria LaunchLabs laboratory at the Alexandria Center For Life Science in New York, U.S., on Thursday, Aug. 3, 2017. Alexandria LaunchLabs, which began operating at the center in June by Alexandria Real Estate Equities Inc., is a full-service startup platform created to provide member companies with full-service wet laboratories and office space and access to strategic risk capital for seed-stage life science companies.
Photographer: Geraldine Hope Ghelli/Bloomberg

ウォール街でほとんど無名の空売り投資家ジョセフ・ローラー氏が、小規模のバイオ医薬品会社アナプティスバイオの株価下落に賭け、大きな利益を手にした。8日の米株式市場で同社株は72%安で終了、過去最安値に沈んだ。アトピー性皮膚炎の新薬候補エトキマブの臨床試験が主要評価項目を達成しなかったことが手掛かり。

  一方、エトキマブと競合する薬を販売するリジェネロン・ファーマシューティカルズと、新薬が開発段階にあるデルミラの株価は大きく上昇した。

  ローラー氏はJFLキャピタル・マネジメントの創業者で、テキサス州レークウェイを拠点に2億5000万ドル(約270億円)の資金運用を手掛ける。同氏はニューヨークで昨年開催された「ロビン・フッド」会議でアナプティスバイオの空売りについて説明していた。株価は当時71ドル前後だったが、この日の急落で約10ドルに落ち込んだ。

Shares plunge as much as 72% to a record low as drug fails in trial

  アナプティスバイオは8日、中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者を対象とするエトキマブの第2b相試験「ATLAS」で主要評価項目を達成しなかったと発表した。

  ローラー氏は電子メールで「このプログラムが失敗する警告サインがあらゆるところに出ていた」と指摘、株価下落になお賭けていると説明した。

  アトピー性皮膚炎治療薬「デュピクセント」を販売するリジェネロンの株価は終値ベースで4.7%上昇。新薬候補レブリキズマブが第3相試験にあるデルミラは一時33%上げ、18%高で終了した。

原題:Short Seller Scores Big Win as Tiny Biotech Stock Sinks 72% (1)、AnaptysBio Etokimab Phase 2B Fails to Meet Primary Endpoint、Dermira, Regeneron Rise After AnaptysBio’s Rival Drug Fails(抜粋)

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